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Botanical Impression Print - WallArts

​ボタニカルインプレッションプリント

ウォールアート

 

インプレッションプリントは、釣った魚を「魚拓」にする技法でつくられています。私は植物を使っているので、ボタニカルという言葉を入れています。

早い話、生花や押し花にインクを塗り、紙(など)に転写するという技法です。

 

インクの塗り方次第ではディテールを強調したり反対にフォルムに焦点をあてたり、調整しながらその植物の魅力を最大限引き出したいと思っています。

植物によっては全く違った刷り上がりになります。予想と違う刷り上がりになることもあり、失敗もあります。でも、だからこそ次から次へといろいろ試してみたくなってしまい、中毒性の高い手法だと思います(笑)

植物の強さによって刷れる回数が変わってきます。弱すぎてインクをのせるとすでにボロボロになってしまい刷るまでにいたらない植物もある反面、細いから無理かなと思って試してみたら、10回刷っても姿が変わらない植物もあります。

基本的には生花の方が押し花より強いですが、凹凸があるので転写が困難な場合もあります。

いずれにせよ生花であれ押し花であれ、何十回も何百回も刷れる素材ではありません。

原画は限定版としてエディションナンバーをつけていますが、複製ポスターやカードにはエディションナンバーはありません。

​インクジェット印刷の複製もかなり精密に原画を再現してはいますが、原画ではインクの乗り具合やテクスチャーも楽しむことができます。あくまで個人的な意見ですが、原画には植物の息吹が伝わってくるかのような愛おしさがあると感じています。

こうやって刷った版画で作った複製カード

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